難聴と小児
1. 新生児聴覚スクリーニングで要精査になった赤ちゃんのご家族の方へ
2. お子さんが難聴かな?と思ったら
新生児聴覚スクリーニング検査で難聴がなかったと判断されても、実は一部のお子さんには後から難聴が出てくることがあります。
もし、お子さんに難聴があるかも・・・と思うことがあったらお問い合わせフォームからご相談ください。
3. 精密検査について
赤ちゃんは大人が受けるような聴力検査(ボタンを押す検査)はできません。
代わりに、聴性脳幹反応(ABR)、聴性定常反応(ASSR)などの検査を行って聴力を測定します。
検査は必要があれば0か月からでも行えますが、難聴の診断は1回では判定できないこともあり、赤ちゃんの状態によっては十分な検査ができないこともあります。
詳しくは産科から紹介された精密検査機関(リンク )におたずねください。
4. 療育について
聴覚障害は早期に発見し、適切な療育や援助を受けることでコミュニケーションの形成や言語発達で大きな効果が得られます。
療育には聴覚を使用したもの、手話を使用したものなどがあり、それぞれのお子さんに適したものを選んでいく必要があります。
新生児聴覚スクリーニングとは、主に出産した病院で行われる生まれてすぐの赤ちゃんのためのきこえの検査で、難聴の可能性がある赤ちゃんを早く見つけることが目的です。
この検査で要精査となったら、早めに専門の病院で詳しく調べる必要があります。